脚本:吉村清子 / 絵コンテ:稲垣隆行 / 演出:中山敦史 / 作画監督:荒川理恵、都竹隆治、岡本圭一郎、諸石康太
窓の外では激しく風が吹き荒れる中、兎角と伊介は対峙していた。
晴の安否を心配するも、伊介に阻まれる兎角。一方は、晴は、番場に追い詰められていた。
番馬にハンマーを振り下ろされたところを間一髪でよけながらも、逃げ惑う晴。兎角は晴のもとに向かうべく、伊介にナイフを向ける。
○月×日
ふぅ、今日はなんだかどっと疲れちゃいました。
兎角さんにもう会えないって思うことが
こんなにつらいんだなぁって。
いつも一緒にいて
いつも怒ってくれて
いつも心配してくれて
いつも危ないときは守ってくれる兎角さんだけど、
今日は「晴のおかげだ。」って笑ってくれました。
私たちは呪われてるんじゃなくて、
守られてるんだ。
晴は笑わなくちゃ。