フジテレビ・関西テレビ・東海テレビ・BSフジにて放送
平成20年2月9日放映
歩の母親が死んだ。
将棋を指す理由を失くした歩に、羽仁は言い放つ。今のお前に、そんなものが要るのかと。
新聞社の取材を受けていた紫音は、座右の銘を問われて、「天眼」と記す。それは、天にいる両親が見ていてくれるという思いのこもったものだった。
紫音の新聞記事を見た歩は、意を決して悟との対局に向かう……。
平成20年2月2日放映
紫音と安岡の対局が開始された。
気迫を込めて戦う紫音だが、紫音の将棋をよく知る安岡に、自分の手を読まれ続けてしまう。劣勢となり弱気な態度が出る紫音に、安岡は黙したまま心の中で叱咤する。安岡の思いを受けた紫音は、今までと同じではない指し方を模索する。
対局の中、紫音と安岡は、8年前に初めて対局した時のことを思い出していた。二人の戦いは、この時から始まっていたのだった。
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