公太は病弱な麻衣のことを心配して、いつも一緒に登下校している。ある日、捨てられている子猫を見つけた二人は神社でこっそりと飼い始める。最初は面倒に思っていた公太も、麻衣から子猫の“お父さん”と言われて責任を感じていた。しかし、それまで頻繁に遊んでいた男友達と疎遠になってしまった公太は、久しぶりの誘いを断れず、麻衣一人に子猫の世話を任せてしまう・・・。