――アフレコ中に印象に残った出来事は？

井上　岸尾だいすけさんと稲田徹さんのアドリブが本当に秀逸で……。

竹達　本当に面白かった！

井上　そういう引き出しは自分にはないな、と。がんばらなきゃなと。

日笠　尊敬するよね、あれは。先輩の力をみせつけられた！　みたいな感じがした。

井上　そんなに隙間がないところにもアドリブを入れてくるんだ！　みたいなね。

茅原　稲田さんみたいに、外人さんのしゃべりをああいう風に日本語で表現するのって凄く難しいですよね。それで自分が苦労した経験もあるのでとても勉強になりました。真似はできないと思うんですけど（笑）。岸尾さんはおかしなことばっかり言ってますよね。画面にあることもないことも言っている。

中島　台本とまったく違うセリフをしゃべっているよね（笑）。口パクがあるところも全部アドリブで変えて、しかも口パクとぴったりあわせてくる。なので、テストから大爆笑なんですよね。メインのキャラクターたちも楽しいですけど、脇を固めて下さる方もこれまた個性的な方が多くて、笑わせてくれます。個人的にカルロス（注：岸尾さんの役）推しです。

たかはし　私は……リナを演じていて、自分の中にある子供っぽい部分を再認識させられました。大人って、人のことを考えられたり、全体のことを考えられるものだと思うんです。リナは自分のことでいっぱいいっぱい。私にもそういう所が所々あるかなと（笑）。大人としては落ち込んでますけど、リナ役としてはとても光栄ですYO（笑）。

清水　でも智秋ちゃんはみんなを引っ張っていってくれるところがあったよ。みんなに気を配ってリーダーシップをとってくれるので、割とみんな「姐さん、ついていきます！」みたいな感じでいってた。あとはハワード役の石井さんがビシッと静かにまとめてくれるというか、それでいておとぼけなところもあって、まさにハワードリゾートのような空気にしてくださる。その雰囲気が良かったです。

福井　暖かい空気の中に、本気！　みたいな、カッコいい感じがありましたね～。

清水　アドリブといえば、アーニャも動きが多い分アドリブを入れるところが多くて。そこで音響監督さんからの指示に一生懸命応えようとしているユカリンの姿が、これまたカジノで頑張るアーニャのまんまで、リアルアーニャがマイク前にいる感じで面白かったです。

福井　そうなんですか？

清水　自覚がないんだ。おそろしや……（笑）。

福井　そうだったんだ……そういう風に見られてたんだ（笑）。

――では最後に、ファンのみなさまにメッセージを。

井上　『Rio』は本当に原作のパチスロからもファンが多い作品だということで、アニメとして動くリオに不安をもたれている方もいらっしゃると思うんですけど、ホントに作品のイメージはそのまま、よりパワーアップさせている、スタッフのみなさまの愛情がすごく伺える作品になっていると思います。キャスト陣も非常に楽しみながら、みなさまに楽しんでいただける作品をつくろうと頑張っておりますので、是非最後まで期待していただけたらなと思います。

竹達　本当に、キャラクターがみんな濃くて、私も本当に毎回楽しくアフレコをやらせていただいているんですけど、そういう楽しい気持ちとかが作品に詰め込まれて、みなさんにお届けできればいいなと思っています。

清水　ホントにいろいろなキャラクターの女の子が出てきて、多分、あなたのツボに入る女の子が必ずいるはずです。あとホントに、今までカジノってギャンブルだから……と疎遠にしていた人も楽しく見られると思うし、肩肘はらずに見られるというか、考えさせられるわけでもないけれど流してみるわけでもない、「この先どうなるんだろう？」と思いつつ軽い気持ちでみられる作品だと思います。一緒にリオの世界を楽しんでください。

福井　そうですね。一話一話、笑ってスカっと見終わったあとはぁー！　ふぅー！　みたいな気持ちになれる作品だと思います。後半はすごく深みに入っていくというか、団結が出てくると思うのですけれど、そういうところも含めて楽しんで、最後まで見守っていただけるといいなと思います。是非、笑ってみてください。

たかはし　『Rio』は目で見て楽しい、耳で聞いて楽しい、そしてアニメから入った方は、スロットの方もプレイしてみたくなるかもしれない。逆にスロットから流れてくる方にもきっと楽しんでいただける作品になっていると思います。さらに夢のようなリゾート地の風景にも注目ですYO！さぁ～みんな！ハワードリゾートへ一緒に行こうぜ、要チェケラ☆

中島　ここまででほとんど言われた気もしますが、『Rio』の中で、リオのコスチュームが毎回変わったりするので、それを観ていて私も楽しいんです。だから女の子も楽しめると思うし、男の子は可愛い?いや…セクシー？！って思うんじゃないでしょうか（笑） バトルの方も、カードゲームでのバトルばかりかと思いきや実在したら楽しそうなバトルゲームが毎回あるんです。そこを疑似体験で楽しんでもらえたらとも思いますね。みなさん、観てください。

たかはし　要チェケラ！

中島　要チェケラ！（笑）

茅原　（笑）。私は占い師というちょっとミステリアスな雰囲気の難しいキャラクターをいただきまして、試行錯誤しながら頑張って演じております。ストーリーとしましては、リオがこれからどう成長していくのか、リオとリナの関係がどう決着していくのかというところがポイントですよね。出てくるキャラクターも華やかで楽しいですし、きっとみていて色々わくわくどきどきする内容になっていると思うので、ぜひぜひ楽しみに見てください。応援よろしくお願い致します！

日笠　バトルが熱かったり、出生の秘密が絡んだドラマがあったり、謎の多いキャラクターが出てきたり……絶対にみなさんを飽きさせることはないと思います。毎週一話一話、心を込めて作っておりますので、是非是非観てください。よろしくお願いします！